(ブルームバーグ):年初の英国の小売売上高は、予想以上に力強く伸びた。在宅での食事に消費者が支出を増やした。
英政府統計局(ONS)の20日の発表によると、実店舗のほかオンラインを含む1月の小売売上高(数量ベース)は前月比1.7%増。12月の小売売上高は0.6%減に下方修正されたが、このマイナスを打ち消した。
1月の増加幅は昨年5月以降で最大。エコノミストは0.5%増と予測していた。
食料品の売り上げ増加が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)初期に当たる2020年3月以来の大きさで、それ以外が振るわなかったにもかかわらず全体を押し上げた。肉屋やパン屋などの専門店、スーパーマーケット、酒屋、たばこ屋は全て販売が好調だったと報告。自宅で食事する人が増えたことが背景にあるという。

原題:Britons’ Shift to Eating at Home Drives Rebound in Retail Sales(抜粋)
--取材協力:Alice Gledhill、市倉はるみ、Mark Evans、Joel Rinneby.
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