(ブルームバーグ):ドイツのフットウエアメーカー、ビルケンシュトック・ホールディングの株価は20日に下落。2024年10-12月(第1四半期)の高級サンダルやクロッグなどの売上高が予想を上回ったにもかかわらず、通期見通しを据え置いたことが響いた。
米株式市場で同社株は一時7.3%安と、昨年8月以来の大幅な下げを記録。通期見通しの引き上げを見送ったことは、投資家を失望させる可能性があると、一部のアナリストが指摘した。
20日の発表によれば、10-12月期の売上高は前年同期比19%増の3億6200万ユーロ(約570億円)。アナリスト予想平均の3億5600万ユーロを上回った。特にアジアや、つま先が隠れるクローズドトゥタイプの靴で販売が好調だったと同社は説明した。
同社は為替変動の影響を除いたベースで25年9月通期の売上高が最大17%増加するとの見通しを確認した。
原題:Birkenstock Slumps as Unchanged Outlook Overshadows Sales Boost(抜粋)
--取材協力:Subrat Patnaik.もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp
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