石破総理は先ほど、北朝鮮による拉致被害者家族会のメンバーと面会し、存命する親世代が横田早紀江さん(89)ただ一人となるなか、「切迫した思いを受け止める」と話し、早期帰国の実現に向けた決意を語りました。
石破総理
「もう時間もそんなに猶予があるわけではございません。そのことはよく承知をいたしております」
横田早紀江さん
「一日も早く日本の土が踏めますように、子ども達に早くその喜びを与えてあげていただけますようによろしくお願い申し上げます」
拉致被害者家族会のメンバーは先ほど、石破総理と面会し、今月16日にまとめた今後の運動方針を手渡しました。
15日に有本恵子さんの父・明弘さんが亡くなり、拉致被害者の親世代で存命するのは横田めぐみさんの母・早紀江さんただ一人となっていて、石破総理は「極めて切迫した思いを真摯に受け止める。政府としてあらゆる可能性は摸索していかねばならない」と強調し、被害者の早期帰国の実現に向け、取り組む決意を示しました。

日本政府 パレスチナ国家承認を見送り 岩屋外務大臣「現時点での承認は停戦や中東和平の実現には繋がらない」