20日の東京外国為替市場では円相場が上昇し、心理的な節目の1ドル=150円を約2カ月半ぶりに一時突破した。日本銀行の追加利上げ観測の高まりや株価下落によるリスク回避の流れから、円買い・ドル売りが進んでいる。

円は一時ニューヨーク終値比0.98%高の149円99銭と、昨年12月9日以来の高値を付けた。日銀の高田創審議委員が19日の講演で利上げ継続の姿勢を示したことから、円高圧力が高まっている。20日の債券市場では長期金利の指標となる新発10年国債利回りが1.44%と2009年以来の高水準を更新した。

金利スワップ(OIS)市場では6月の日銀利上げ確率が6割を超えており、利上げの予想時期は前倒しになっている。市場が想定する利上げ到達点を示すOISフォワード金利2年先1年物金利は1%を超えている。

--取材協力:船曳三郎.

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