政府は、備蓄米の放出に向け、入札を検討している集荷業者を対象に説明会を開きました。

農林水産省 板倉博食糧調査官
「迅速かつ的確に円滑な流通が確保できるよう、関係者の皆様方のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします」

備蓄米の放出をめぐり、政府は入札を検討している集荷業者を対象に参加条件や手続きなどについての説明会を開きました。入札の具体的な日程や方法などは来月の上旬に示される見通しで、説明会はあすも開かれます。

政府は先週、備蓄米21万トンを放出すると発表し、まずは15万トンから始め、その後は市場の状況などを見ながら追加する考えです。

スーパーなどの店頭に並ぶのは来月下旬以降の見通しで、今後、コメの価格高騰が落ち着くのかが焦点です。