(ブルームバーグ):14日の欧州債券市場は、ドイツ国債が短期債を中心に下落した。1月の米小売売上高が予想を下回ったことを受けて、米金融当局に対する利下げ観測が拡大。米国債が上昇した一方、ドイツ債は売られた。
ドイツの10年債利回りは、一時2.44%まで上昇した後、2.43%で取引を終えた。2年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し、2.11%となった。
短期金融市場では、欧州中央銀行(ECB)の年内の利下げに対する見方が後退した。年末までの利下げ予測は79bpと、前日より4bp縮小した。
米国のトランプ大統領が前日に発表した相互関税など、貿易の今後に投資家が注視する中、欧州株は前日の過去最高値から下落した。
ストックス600指数は0.2%下落し取引を終えた。ただ、週ベースでは8週連続上昇と、ここ約1年で最長の連続上昇となった。
フランスの高級品ブランド、エルメス・インターナショナルは、昨年10-12月期(第4四半期)の売上高が約18%増と見通しを大きく上回り、株価が一時5%上昇した。ただ、その後は失速し、0.8%高で取引を終えた。
大型のサイクロンがオーストラリアの世界的な輸出拠点をかすめて通過したことで、鉄鉱石価格が一時急騰し、鉱業関連株も上昇した。保険やヘルスケア関連株は不調だった。
2月14日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)
原題:German Curve Steepens, Underperforms USTs: End-of-Day Curves、European Stocks Retreat From Record; Hermes Gains on Earnings(抜粋)
--取材協力:Michael Msika、Sagarika Jaisinghani.もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp
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