日産自動車の子会社が部品を作るときに必要な金型を下請け業者に無償で長期間保管させたとして、公正取引委員会が勧告を行う方針を固めたことがわかりました。
下請法違反で近く勧告を受けるのは、日産の完全子会社「愛知機械工業」です。
関係者によりますと、会社は遅くとも、おととしの夏から新たな発注の見込みがないにもかかわらず、自動車部品を作るために使われるおよそ400の金型などを下請け業者5社にタダで保管させていたということです。10年以上保管させていたケースもあり、会社は公取の調査を受け、業者側におよそ2000万円を返金したということです。

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