(ブルームバーグ):中国で消費者物価の上昇ペースが1月に加速した。春節(旧正月)連休前後の個人消費拡大による一時的な勢いと見込まれるものの、昨年8月以来のインフレ率上昇となった。
国家統計局が9日発表した1月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.5%上昇。昨年12月は0.1%上昇だった。ブルームバーグが調査したエコノミストの予想中央値は0.4%上昇。
統計局によれば、サービス価格の上昇率は0.9%で、CPI上昇分の50%超を占めた。
1月の生産者物価指数(PPI)は前年同月比2.3%低下し、2年4カ月連続の前年割れ。昨年12月も2.3%低下だった。
中国本土の春節休暇は今年、1月28日から2月4日までの8日間。世界2位の経済大国が直面するデフレの深刻さは、この間の一時的な消費拡大で一時的に覆い隠される。
野村ホールディングスのソナル・バルマ氏らアナリストは、春節の大型連休前に消費者が買いだめしたことで一部の価格が上昇し、1月のCPI上昇率が約0.4ポイントゆがめられた可能性があると推定している。
春節の連休期間は毎年変わり、2024年は2月上旬から中旬にかけてだった。
原題:China Consumer Inflation Picks Up as Holiday Boosts Spending (1)(抜粋)
(3段落目とチャートを追加して更新します。更新前に2段落目の予想中央値との比較部分を訂正済みです)
--取材協力:Tian Ying.
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