サッカー界のスーパースター、ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド選手は、引退後の夢は複数のクラブを所有することだと語った。

5日に40歳を迎えたロナウド氏は、ポルトガルのテレビ局Canal11のインタビューで「クラブオーナーになれるというのに、なぜ監督やスポーツディレクター、あるいは最高経営責任者(CEO)になるのか」と語り、「これは私の夢であり、必ず実現できると信じている。さらに付け加えるなら、1つではなく複数のクラブを所有したい」と続けた。

報道によれば、ロナウド氏は2022年に年俸2億ドル(現在のレートで約300億円)余りでサウジアラビアのサッカークラブ、アルナスルに加わった。それ以来、同氏はホテルからフィットネスブランドなど、投資および事業ポートフォリオを拡大している。

ロナウド氏は引退時期については何も示唆しておらず、ポルトガルのスポーツ紙ア・ボラによると、年俸2億ユーロ(約317億円)でアルナスルとの契約を26年6月まで更新する見通しだ。

同氏はCanal11に対し、「まだトレーニングを続けたい。20歳の頃と同じようにはいかないが情熱はある」と述べ、「友人から、私には人生が全くないと言われる。それは事実だが、それが気に入っている。いずれ終わりが来ることは分かっているが、それが1年後なのか2年、3年後なのかは分からないし、気にもしていない」 と語った。

クリスティアーノ・ロナウド選手

原題:Ronaldo Plans to Own ‘Several’ Football Clubs Once He Retires(抜粋)

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