（ブルームバーグ）：ソフトバンクグループが、米オープンＡＩへの150億－250億ドル（約２兆3000億－３兆8700億円）の投資に向け、初期段階の協議を進めていると事情に詳しい関係者１人が明らかにした。最大の出資者になる可能性があるという。
ソフトバンクＧとオープンＡＩにオラクルを加えた３社は、「スターゲート」合弁出資事業を通じて人工知能（ＡＩ）インフラへの新たな大型投資を行うと先に発表した。
協議の非公開を理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、ソフトバンクＧはスターゲートに拠出を約束する150億ドルに加えて、オープンＡＩに投資する交渉を行っている。
オープンＡＩの担当者は、コメントを控えた。ソフトバンクＧの広報担当にも取材を試みたが、これまでのところ返答はない。両社の交渉については、英紙フィナンシャル・タイムズが先に報じていた。
同紙によると、オープンＡＩもスターゲートに約150億ドル直接投資する予定だが、ソフトバンクＧのオープンＡＩへの株式投資は、後者のコミットメントを肩代わりする可能性がある。
オープンＡＩに大規模出資し、スターゲートへのコミットメントを果たす孫正義会長兼社長の計画について、オープンＡＩの取締役会と上級幹部らが入念に審査しているという。
原題：SoftBank in Talks to Invest Up to $25 Billion in OpenAI（抜粋）
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