デンマーク自治領グリーンランドはトランプ米大統領があらためて領有への意欲を示し、その地政学的重要性が注目を集めている。しかしデンマークの国会議員によると、独立の是非を問う住民投票の実施はなお数年先になる可能性がある。

デンマーク国会のグリーンランド委員長を務める同自治領選出のアヤ・ケムニッツ議員は27日、グリーンランドのエーエデ自治政府首相がデンマークとの関係を弱めると最近発言したことを受け、こうした見方を示した。エーエデ氏はここ数週間、主張を強めており、次の4年間の選挙期間中に独立投票が行われる可能性を示唆している。

ケムニッツ氏はノルウェーのトロムソで開催された北極フロンティア会合に合わせて行われたインタビューで、グリーンランドが自らの発展モデルを確立するには少なくとも2年を要すると発言。

「その後、対話が進むかどうかはデンマーク国会次第だ。それにも数年かかる可能性がある。その後におそらく住民投票が行われるだろうが、それは誰にも分からない。4年以内に住民投票が行われると必ずしも言えないと思う」と語った。

またグリーンランド経済を強くするためには欧州連合(EU)を含む他のパートナーとの関係を多角化する必要があるとケムニッツ氏は指摘した。

原題:Greenland’s Independence Referendum Is Years Away, Lawmaker Says(抜粋)

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