欧州中央銀行(ECB)は当分の間、開催される会合のたびに利下げを行う可能性があると、政策委員会メンバーのビルロワドガロー・フランス中銀総裁が述べた。

ビルロワドガロー氏は21日ダボスでブルームバーグテレビジョンに対し、トランプ米大統領の貿易関税の脅威にもかかわらず、インフレ率を2%に戻すというECBの仕事は順調に進んでいると説明。このため、現行3%の中銀預金金利は夏までに2%に下がる可能性があると述べた。

「昨年9月以来、成功裏に実施してきた各会合での利下げという行動を今後も続けていくという妥当なコンセンサスがある」と語った。

タカ派として知られるカジミール・スロバキア総裁も、来週の会合を皮切りに3回か4回の連続利下げは「実現可能性がある」と述べた。

新しいデータに対応できるよう柔軟性を持つ必要があると付け加えた。

ビルロワドガロー氏はまた、今サイクルでこれまで実施された0.25ポイント刻みを超える幅の利下げの可能性は低いとみている。

「このペースでの利下げを断固として行うことができるならば、今、利下げ幅を拡大する必要はない。それはまた別の議論となるだろう」と語った。

いわゆる中立金利以下に利下げすることについても、今すぐ議論する必要はないとの考えを示した。

原題:ECB’s Villeroy Says It’s Plausible to Cut at Each Meeting (1)(抜粋)

--取材協力:Caroline Connan、Mark Schroers、Alexander Weber、Jana Randow、Alessandra Migliaccio.

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