(ブルームバーグ):インドの自動車会社タタ・モーターズ幹部は、バッテリー価格低下により電気自動車(EV)の製造コストが下がり、従来からコストが低い化石燃料車との価格差が縮まっていると語った。
同社の乗用車およびEV事業のマネジングディレクターを務めるシャイレシュ・チャンドラ氏は17日、「EV価格はエンジン(内燃機関)車の価格に近づきつつある」と、ニューデリーで開催された「バーラト・モビリティー・グローバル・エキスポ2025」で述べた。
タタは、成長著しい黎明(れいめい)期にあるインドEV市場のシェア約60%を握る。チャンドラ氏のコメントは、必要であれば価格競争にも対応する構えであることを示唆している。
国内外のライバル企業はインドでEVの発売を相次いで発表しており、韓国の現代自動車のインド部門ヒュンダイ・モーター・インディアは、179万ルピー(約320万円)という非常に手頃な価格で、初の量産型EVを17日に発売した。
タタも、スポーツ型多目的車(SUV)のシエラとハリアーのEV版を発表した。
同日にはインドの乗用車業界トップ、マルチ・スズキ・インディアも初のEVを発表。2026年までに同国最大のEVメーカーになることを目指すとしており、タタの首位の座を脅かす構えだ。
原題:Tata Motors Says Cheaper Now to Make EVs as Battery Prices Fall(抜粋)
--取材協力:Satviki Sanjay、Eltaf Najafizada、Sankalp Phartiyal.
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