米コーヒーチェーン大手のスターバックスは、何も購入しない来店者でも店舗のカフェやパティオ、トイレの利用を認めるという方針を撤回した。

店内をより居心地よい雰囲気にし、消費者を呼び戻す計画の一環として、新たな行動規範を策定したと、同社が電子メールで発表した。

こうした規定の導入は「ほとんどの小売企業がすでに実施していることであり、カフェで座ってくつろぎたい、あるいは来店中にトイレを利用したいという商品を購入する顧客を優先する実用的な措置だ」とスターバックスの広報担当ジャシ・アンダーソン氏は説明した。

物乞いや迷惑行為の禁止を含むこの規定は1月27日から実施され、店舗内に掲示される予定。バリスタはこのガイドラインをどのように適用するかの研修を受け、規定に反する客に退店を求めることができるようになるという。従業員は必要であれば地元警察に助けを求めることも可能だ。

スターバックスによると、顧客は購入のためにカウンターに近づく前にトイレを使用したり、Wi-Fiに接続したりすることはできる。

この新たなルールは、誰でもカフェで長居できるという2018年に定められた方針からの転換を意味する。同社の新しい行動規範は、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が先に報じていた。

スターバックスはまた、セラミックマグを再導入し、無料のコーヒーおかわりに関するポリシーを同社の会員以外にも広げる。

再利用可能な清潔なカップ、または陶器やガラスのマグカップで最初の注文を行えば、スタバ会員以外にもおかわりを提供すると従業員宛ての文書で明らかにした。この方針は、ホットコーヒーとアイスコーヒーの両方に適用される。これまでは無料でおかわりができるのは会員のみだった。

原題:Starbucks Limits Use of Cafes, Bathrooms to Paying Customers (1)(抜粋)

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