世界のサステナブル債の年間発行額は昨年、1兆ドル(約158兆円)の大台に乗せた。1兆ドル乗せは2度目で、グリーンボンド(環境債)とサステナビリティーボンドの記録的な発行が金額を押し上げた。

ESG(環境・社会・企業統治)に前向きではないと見込まれるトランプ次期米政権が今月発足する。それにもかかわらず、ウォール街のサステナビリティー担当者は、サステナビリティー目標達成に向けた資金調達のために、発行体は活況を呈す債券市場を活用し続けると見込む。

ブルームバーグが集計したデータによれば、グリーンボンドとソーシャルボンド(社会貢献債)、サステナビリティーボンド、サステナビリティー連動債(SLB)の2024年の発行額は前年比10%増となり、市場が07年に立ち上がって以来2番目の高水準となった。過去最高は、21年の1兆1260億ドル。

 

24年の起債件数は4490件に上り、過去最高を更新した。これまでは前年の3729件が最高だった。

最大のカテゴリーとなるグリーンボンドの発行額は、5710億ドルに到達。21年の5635億ドルを上回った。

サステナビリティーボンドは調達資金がグリーンとソーシャル双方の取り組みに使用されるもので、発行額は2397億ドルに跳ね上がった。これまでは21年の2350億ドルが最高だった。

ソーシャルボンドは24年、過去2番目となる活況を呈した。一方、サステナビリティー連動債の発行額は3年連続で減少。4年ぶりの低水準となっている。

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原題:Global Sustainable Bond Sales Reach $1 Trillion for Second Time(抜粋)

--取材協力:Jiayu Liu.

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