米アマゾン・ドット・コムのホームセキュリティー部門リングは6日、煙や一酸化炭素のモニタリング機能を強化するほか、一部のカメラ製品について動画の画質を上げると発表した。

同社は、煙感知器メーカーのキディと提携し、リングアプリによるモバイル通知機能など、リングの技術を統合した新たなシリーズの検知器を開発している。両社は4月にこの検知器を発売する予定。

リングは、煙や一酸化炭素の警報を監視し、ユーザーの緊急連絡先に通知可能な担当者へのアクセスを提供するサービスも4月に開始する予定で、料金は月額5ドル(約790円)。このサービスは、リングがキディと共同で開発する新たな検知器のほか、リングの従来の製品にも対応する。

アマゾンのハードウエア部門が経常的な収益を生み出す新たな方法を模索する中、今回の新サービスが打ち出された。リングはここ数カ月、サブスクリプションサービスの提供を拡大しており、今回の防火対策関連サービスは、主力の「リングホーム」サブスクリプションサービスとは別に購入することができる。

リングは、今週ラスベガスで開催されるテクノロジー見本市「CES」の開幕に合わせて今回の発表を行った。

原題:Amazon’s Ring Debuts $5-a-Month Smoke Monitoring Service: CES(抜粋)

もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp

©2025 Bloomberg L.P.