米連邦公開市場委員会(FOMC)は17、18両日に開催した定例会合で、主要政策金利フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを0.25ポイント引き下げ、4.25-4.5%とすることを決定した。一方で、米金融当局者が2025年に見込む利下げ回数は中央値で0.25ポイントずつ計2回と、9月時点の予想の4回から減った。

これについての市場関係者の見方は以下の通り。

◎コロンビア・スレッドニードル・インベストメントのエド・アルフセイニ氏:

  • FOMCで議決権を持つ有意な数のメンバーが現行の政策を景気抑制的ともはやみなしていないことが、金利予測分布図(ドット・プロット)や、関連する経済予測によって示唆されている

◎ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック氏:

  • 米金融当局が2025年に積極的な利下げサイクルを実施することはないだろう
  • 利下げは多くても2回になる公算が大きい
  • 米インフレ率が来年2%になる可能性は低い
  • 来年1月に利下げが実施される公算は小さい
  • インフレや赤字、経済を巡り多くの不確実性がある

◎フランクリン・テンプルトン・インベストメント・ソリューションズのマックス・ゴクマン氏:

  • パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は「ハト派を装ったタカ派」だ
  • 議長はディスインフレの最近の減速を深刻視しない姿勢を示す一方で経済の勢いの強さを誇示しているものの、関税は一時的なものと切り捨てられない上に、25年の2回の利下げ予測は必要であり、それは政策が引き続き景気抑制的でなければならないためだと示唆している

◎ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントのホイットニー・ワトソン氏:

  • 米金融当局が来年1月には利下げを見送り、3月に緩和の道筋を再開するだろう
  • 米金融当局は今年を3回目の利下げで締めくくることを選んだが、新年の決意はより緩やかなペースの緩和であるように見受けられる

◎ホライゾン・インベストメンツのスコット・ラドナー氏:

  • ドット・プロットは、かなりタカ派的な予想があったにもかかわらず、さらにタカ派的なものとなった。「中立」水準になるにはかなり時間がかかり、実際には予測期間内にそこまで到達しないだろう
  • さらに、パウエル氏はこの変化を、堅調な経済というよりもインフレ懸念によるものとして特徴づけており、それは「間違った理由による」タカ派的なものだ

◎JPモルガン・アセット・マネジメントのボブ・マイケル氏:

  • なぜ利下げを急ぐのか
  • 来年の利下げ予想が3回ではなく2回になったのはうれしい驚きだ

◎みずほセキュリティーズのジョーダン・ロチェスター氏:

  • タカ派的な利下げだが、市場はすでにタカ派的な状況にあるため、反応がどれほど続くのか予想は難しい

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