中国で11月に与信の伸びが予想外に鈍化し、資金需要の低迷が浮き彫りとなった。国債発行と景気刺激策がプラスに働いていないもようだ。

経済全体のファイナンス活動を示す社会融資規模は11月に2兆3400億元(約49兆4000億円)増えた。中国人民銀行(中央銀行)が13日に発表したデータに基づきブルームバーグが算出した。

増加額は、ブルームバーグがまとめたエコノミストの予想中央値2兆7000億元と前年同月の2兆5000億元を下回った。

ブルームバーグが集計した11月の新規融資は5800億元。予想中央値は9950億元だった。

11月のマネーサプライ(通貨供給量)統計によれば、M2は前年同月比7.1%増えた。市場予想の7.5%増に届かなかった。

原題:China’s Credit Growth Unexpectedly Slows Despite Stimulus Effort、China’s Jan.-Nov. New Loans 17.1T Yuan; Est. 17.52T Yuan(抜粋)

もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp

©2024 Bloomberg L.P.