6日の欧州株は、米雇用統計で米経済への懸念が和らいだことや、フランスのマクロン大統領が任期満了まで辞任しない意向を示したことを受け、上昇した。ストックス欧州600指数は0.2%上昇し、7週間ぶりの高値で取引を終えた。消費財や自動車関連株が上昇をリードした一方、資源関連株は出遅れた。

フランスの主要株価指数CAC40指数は、約1.3%高と、2月以来最長の7連騰となった。予算案を巡り国民議会(下院)が最終的に合意に達するとの楽観的な見方が広がり、欧州の他の指標を上回る伸びだった。

債券市場は小動きに終わった。ドイツ10年債利回りは2.11%、英国10年債利回りは4.28%と、共にほぼ横ばいだった。

12月6日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)

原題:European Stocks Gain After Solid US Labor Data; CAC 40 Rallies(抜粋)

Stocks Extend Record-Breaking Run After Jobs Data: Markets Wrap(抜粋)

--取材協力:Kit Rees.

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