29日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで1%上昇し、心理的節目の150円に迫った。日本銀行による12月の利上げ観測が根強い中、11月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除くコアCPI)が市場予想を上回り、円買いが活発化している。

円は対ドルで一時、ニューヨーク終値比1%高の150円01銭まで上昇。朝方から買いが先行し、午前8時30分の東京CPI発表後に151円を抜けた。実需など月末に伴う取引の影響も円買いを加速させている可能性がある。

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