29日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=150円台後半に上昇。11月の東京都区部の消費者物価指数(生鮮食品を除くコアCPI)が市場予想を上回り、円買いが優勢になっている。

SBIリクイディティ・マーケットの上田真理人金融市場調査部長は、東京CPIに反応しており、ポジション調整もあって円買いになっていると指摘。日本銀行にとって「12月は利上げするチャンスで、植田和男総裁も講演でそのサインを出している」とし、日銀は利上げに踏み切ると予想している。

12月の日銀金融政策決定会合に向けた日米の金利差縮小観測がドル売り・円買いを促している。SBILMの上田氏は、米国は12月に利下げするとも予想した。

 

この記事は一部にブルームバーグ・オートメーションを利用しています。

もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp

©2024 Bloomberg L.P.