三井住友DSアセットマネジメントは26日、米検察当局が創業者を起訴したインド新興財閥アダニ・グループ関連の株式・債券を組み込んだ投資信託が28本あると発表した。

発表資料によると、保有比率が最も高いのは「インド債券ファンド(毎⽉分配型)」の債券5.47%。債券ファンドはこれを含め2本。残りは株式投信だが、保有比率は最大で0.26%(4本)となっている。

アダニ・グループ関連銘柄に投資したファンドがあることは、すでに野村アセットマネジメント、大和アセットマネジメント、ニッセイアセットマネジメント、SBIアセットマネジメントが、開示または取材に応じて明らかにしている。

アダニ・グループはインドでインフラなど多くの事業を手がける。中核企業であるアダニ・エンタープライゼズ株は創業者起訴の事実が伝わった後の21日、インド市場で23%の大幅下落を記録した。その後は反発する場面もあったが、26日の取引では前日比マイナスで取引されている。

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