(ブルームバーグ):非上場のオンライン決済サービス大手ストライプは、再び一部自社株の買い戻しを実施する。
ブルームバーグが入手した文書によると、1株当たりの価格が27.51ドルで、ストライプの総評価額は約700億ドル(約10兆8100億円)に相当する。これは、今年に入って同社が実施した別の株式売却取引と同程度になる。
今回の買い付けには、元従業員や一部の既存投資家を含む株式保有者が売却に応じることが可能で、回答の期限は12月中旬までだという。
ストライプの広報担当はコメントを控えた。
非公開情報であることから匿名を条件に語った事情に詳しい複数の関係者によると、今回は数億ドル規模の株式が取引される可能性が高い。
米最大級のスタートアップ企業の一つであるストライプは、新規株式公開(IPO)の有力候補として注目されているが、過去にはIPOを急がない姿勢も示している。
原題:Stripe to Buy Shares in Tender Offer at $70 Billion Valuation(抜粋)
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