三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の三毛兼承会長は19日、日本銀行が政策金利の無担保コール翌日物金利の誘導目標を2026年3月までに「中立金利」の1%に引き上げる可能性が高いと見通しを明らかにした。

三毛会長は香港で開催された「グローバル・ファイナンシャル・リーダーズ・インベストメント・サミット」の公開討論で、MUFGのハウスビュー(投資見解)と断りながら、日銀が来年3月までにもう1回の利上げを決定すると予想し、日本の企業と家計は1%の金利に耐えられるはずだと語った。

日本株と不動産資産は1980年代後半と90年代のピークに比べ過小評価されていると述べる一方、円安については、輸出ドライブがそれほどかかっておらず、日本経済にマイナスの影響を及ぼすと認識を示した。

原題:MUFG Chairman Says BOJ Rate Likely to Hit 1% by March 2026(抜粋)

もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp

©2024 Bloomberg L.P.