第一生命ホールディングスは14日、早期退職を募る「セカンドキャリア特別支援制度」を実施すると発表した。約1000人を募集する。退職日は2025年3月31日。

発表によると、対象は傘下の第一生命保険とグループ内外への出向者を含む50歳以上かつ勤続15年以上の社員らで、募集期間は25年1月20日から同31日まで。通常の退職金に月額基本給の最大48カ月分を上乗せする。

発表資料によると、同社では人材の多様化とスキルアップを目指してきたが、社員の柔軟なキャリア選択を可能とする仕組みを提供することにした。知識やスキルを社外で生かすことをサポートする。

25年3月期の第4四半期に特別損失を計上する予定で、通期業績予想に変更はないという。広報担当者によると、1000人が退職した場合、特別損失の見込み額は150億円になる。

(詳細を追加して更新します)

もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp

©2024 Bloomberg L.P.