(ブルームバーグ):ロームの松本功社長は7日の決算会見で、従来は1400億円程度と想定していた来期(2026年3月期)の設備投資の規模が1000億円を下回る水準になるとの見通しを明らかにした。日系自動車メーカーの減産や電気自動車(EV)の成長鈍化を受けて投資を抑制する。
- 今期の設備投資計画も当初計画の1650億円から1500億円に削減
- 宮崎第二工場(宮崎県国富町)の投資時期を直近の市況に合わせて調整し、25年に基板、26年にデバイスの生産を開始する
- もともとは基板の出荷を年内、デバイスの出荷を来年と想定していた
- 半導体事業の協業を巡る具体的な内容の交渉、7月から東芝と日本産業パートナーズ(JIP)と3社で実施している
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