中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)は、7-9月期(第3四半期)まで7四半期連続の増収となった。中国市場で同社のスマートフォンが、米アップルの「iPhone」を押さえ、根強い需要を維持した。

7-9月期の売上高は前年同期比15.6%増の1684億元(約3兆6000億円)。ファーウェイが発表した1-9月の業績に基づき算出した。各事業部門の貢献度は記載されていなかった。

純利益は70.5%減の77億9000万元。半導体生産で歩留まりの改善が進んでいないことを反映している可能性がある。米国は中国の回路線幅7ナノメートル(nm)の先進半導体の量産能力に疑念を繰り返し示している。

市場調査会社IDCによると、ファーウェイの携帯電話出荷台数は、7-9月期に42%増加した。アップルは0.3%の微減となったが、新型スマートフォン「iPhone 16」の発売により、スマートフォンブランドのトップ5に返り咲いた。

 

原題:Huawei Sales Rises 16% on Strong Demand for Its Phones and Chips(抜粋)

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