欧州中央銀行(ECB)は年内最後の政策委員会会合に向かうにあたり柔軟性を維持していると、カジミール・スロバキア中銀総裁が述べた。ディスインフレの「足取りは強固」で、さらなる利下げは可能との見方を示した。

カジミール氏は21日のコラムで、「10月の利下げ決定で、12月会合に大きな可能性を残した。あらゆる選択肢が引き続き議論の俎上(そじょう)にある」と論じた。

これより先の21日、シムカス・リトアニア中銀総裁とカザークス・ラトビア中銀総裁は、インフレ率の低下傾向が続けば、金利はさらに引き下げられるだろうとの認識を示していた。

カジミール氏は、新たなデータと予測で最近のディスインフレ加速が確認されれば、ECBは緩和サイクルを安心して継続できる強い立場にいられるだろうと説明。ECBは今後も柔軟性を保ち、「適宜行動する用意がある」と続けた。

ただし、勝利を宣言するにはサービス価格と賃金の上昇鈍化を示す一段の証拠を確認する必要があるとの見解を示した。

原題:ECB’s Kazimir Says December’s Rate Meeting Is Wide Open(抜粋)

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