(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)当局者は、インフレ率がこれまでの想定よりも早く2%の目標に落ち着くとの見通しから、12月にさらなる利下げを行う可能性が極めて高いとみている。事情に詳しい関係者が明らかにした。
インフレ率は2025年1-3月(第1四半期)または4-6月(第2四半期)に目標値に達し、ECBが示した最新予測よりもはるかに早く目標が達成される可能性がある。議論は非公開だとして関係者が匿名を条件に述べた。
2024年最後の会合での利下げは、失速しつつある経済を守りソフトランディングを確実にする助けにもなると、関係者は述べた。
ECB報道官はコメントを控えた。
成長についての悲観的なシグナルと予想以上に急激なインフレ低下を受け、ECBは17日に今年3回目の利下げを実施。
最新の決定について説明する際、ラガルド総裁は、インフレの下方リスクが上方リスクを上回っていると述べた。金利がいつ、どの程度引き下げられるかには言及しなかった。
市場ではさらなる緩和への賭けが強まった。投資家は現在、毎会合での0.25ポイントずつの利下げが以前に想定されていた来年3月までではなく同年4月まで続く可能性を検討している。一部のトレーダーは今年12月に0.5ポイントの利下げが行われる可能性に賭け始めている。
関係者によると、今週の会合ではその規模の利下げは議論されなかった。
原題:ECB Officials See December Cut Very Likely With 2% Goal Nearer(抜粋)
--取材協力:Alexander Weber.もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp
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