先ほど、外国為替市場で円相場は1ドル=149円台をつけ、およそ4か月ぶりの円高・ドル安水準となりました。きょう一日で5円ほど、大きく円高方向に進みました。
きょうの会見で日銀の植田総裁が、見通しどおり経済・物価が動いていけば、「引き続き金利を上げていくという考えでいる。その際に0.5%は壁として意識していない」などと発言しました。
市場では日米の金利差が縮小していくとの見方が広がり、円を買って、ドルを売る動きが強まっています。
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