(ブルームバーグ):米国はイランに対する攻撃を再開した。一方、イラン政府はホルムズ海峡を「追って通知があるまで」封鎖すると宣言した。
米中央軍は、イラン軍が11日に船舶を攻撃したことを受け、トランプ大統領の命令により、新たな攻撃を実施したと発表した。攻撃は、イランの商船攻撃能力を標的にしたとしている。
国営イラン放送(IRIB)によれば、イスラム革命防衛隊(IRGC)は、外国による干渉が終わるまで、いかなる船舶の通航も認めないとして、ホルムズ海峡の封鎖を発表した。
IRGCは11日に海峡を通航しないよう警告されていたにもかかわらず航行を試みた貨物船に対し、警告射撃を行った上で停止させたという。
これに先立ちイランは、最近の合意に基づく主要な約束を米国が履行するまで追加協議には応じないとし、停戦なしでも交渉を継続できるとのトランプ氏の主張を退けた。
イラン政府は、ホルムズ海峡の通航問題解決と石油輸出の正常化に向けて、米政府がイラン側の条件を満たさなければならないとしている。
双方の応酬はここ数日、一段と激しさを増していた。トランプ氏は10日、イランが米大統領の殺害という脅しを実行に移した場合、「1000発のミサイル」を浴びせると警告した。
米国はまた、イランに対し、ホルムズ海峡のすべての航路が船舶の通航に開放されていることを公に宣言し、この海域を航行する民間船舶を攻撃しないと確約するよう求めた。トランプ政権の高官らは匿名を条件に記者団に対し、イランがこうした公の保証を示さなければ結果を伴うことになると述べていた。
イランでは、2月末に米国とイスラエルが対イラン戦争を開始した際の攻撃で死亡した最高指導者アリ・ハメネイ師に対する3日間の追悼式典が行われている。イランと隣国イラクの各都市では、数日間に及んだ葬儀に多数の参列者が集まった。
後継者となった息子のモジタバ・ハメネイ師は11日、父親の殺害に対する報復を呼びかけ、「報復実行は、われわれの否定しようのない確たる義務だ」とX(旧ツイッター)に投稿した。
原題:US Launches Fresh Iran Strikes After Tehran Closes Hormuz(抜粋)
(米国の対イラン攻撃再開を追加して更新します)
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