トヨタ自動車はきのう開催した株主総会で、豊田章男会長の取締役再任案の賛成率が去年よりも10ポイント以上低下したと明らかにしました。
トヨタ自動車はきのう開催した株主総会で、豊田章男会長や佐藤恒治社長など10人の取締役を選任する議案などが承認されました。
トヨタによりますと、このうち、豊田会長の取締役再任案について、賛成率が去年よりも12ポイントあまり低下して71.93%だったと明らかにしました。
豊田会長の再任をめぐっては、アメリカの議決権行使助言会社2社がグループ各社の不正に対して責任があるとして、株主に反対を推奨していました。
トヨタグループではダイハツ工業などで認証不正が明らかになっているほか、今月3日にはトヨタ自動車でも認証不正が発覚し、「ヤリスクロス」など3車種の生産を停止しています。

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