台湾では、現地気象当局によりますと、東部・花蓮県で震度6強の揺れが観測されました。

現地のTVBSテレビは花蓮市内で1階が崩れてしまった建物の様子などを報じています。花蓮市内にはほかにも崩れた建物があり、中に取り残されている人がいるということです。

また、市内では土砂崩れなどの被害も出ているほか、トンネルが崩れ通れなくなっているということです。

花蓮県の旅館の従業員がJNNの電話取材に応じました。

花蓮県の旅館の従業員
「今の状況はとてもひどいです。道が崩れて建物も壊れているからです。交通も止まっています」

この旅館には30人ほどが宿泊していましたが、けが人はいないということです。

台湾ではこのほか、北東部の宜蘭県などで震度5強、台北市などで震度5弱の揺れを観測しました。