国連安全保障理事会は、中東・シリアにあるイラン大使館の建物へのミサイル攻撃をめぐり、緊急会合を開きました。
国連 キアリ事務次長補
「ルールに基づく国際秩序は平和と安全に不可欠なもので、安保理はそれを維持する責任がある」
国連安保理は2日、緊急会合を開き、イスラエルによるとみられるシリアのイラン大使館の建物へのミサイル攻撃への対応を協議しました。
会合でイランは「イスラエル政権は単なる犯罪を超えた罪を犯した」などと述べ、国際法に違反するテロ行為だと非難しました。
一方、イスラエルはこの会合に参加しておらず、また、アメリカは攻撃への関与を否定したうえで、地域の緊張を高めないようイランに呼びかけています。
各国からは、今回のミサイル攻撃により戦闘が各地に拡大することへの懸念の声が相次ぎました。

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