アメリカ議会で与野党の指導部が、今の会計年度の予算案をめぐって暫定合意に達しました。22日までに成立すれば、政府機関の一部閉鎖が回避されます。
アメリカでは去年10月から今の会計年度が始まっていますが、「ねじれ議会」のもと、与野党の調整が難航して国防総省や国務省などの予算が成立せず、「つなぎ予算」で手当てしています。
こうした中でバイデン大統領は19日、与野党の指導部が今年度の予算案をめぐって合意に達したと明らかにしました。
バイデン氏は上下両院で可決されれば、「ただちに署名する」としていて、22日までに予算が成立すれば、政府機関の一部閉鎖は避けられます。
ただ、議会での手続きには数日かかるのが通例で、ワシントン・ポストは22日までには手続きが終わらず、短期間、政府機関の一部が閉鎖される可能性もあると伝えています。

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