ロシア大統領選は投票を終え、プーチン大統領が当選確実になったと地元メディアが報じました。
ロシア大統領選は日本時間の18日午前3時に全土での投票を締め切りました。
大統領選にはプーチン氏のほか、野党の3候補が出馬。ロシア中央選挙管理委員会によりますと、開票率50%の時点でプーチン氏の得票率は87%と大きくリード。ロシアメディアはプーチン氏が当選確実になったと報じました。
一方、投票最終日の17日には、先月死亡した反体制派指導者ナワリヌイ氏の陣営が抗議行動を呼びかけていました。
記者
「モスクワ中心部にある投票所です。抗議行動が呼びかけられた現地時間の正午になりました。長い列ができていまして、次々と人が集まっています」
市民
「こんなのは選挙とは言いづらい。正午に集まった人の99%が戦争に反対しています」
「私は国を愛しているので正午にきました。祖国の運命に無関心ではないと示したいのです」
人権団体によりますと、ロシア各地でこれまでに80人が拘束されたということです。
政権としてはプーチン氏の“圧勝”演出で、ウクライナ侵攻継続に国民の信任を得たと誇示する狙いがあるとみられますが、選挙戦を通して反戦を求める国民の声も浮き彫りになった形です。

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