人手不足が深刻化する中で自動販売機でも「AI」の活用が進んでいます。きょう、自動販売機の売り上げなどをAIで分析し、業務の効率化や売り上げ向上につなげるサービスが発表されました。
ソフトバンク オペレーションデザイン事業推進部 松山 誠 部長
「長時間労働とか、そういったものが、負荷が軽減できるかなと考えています」
ソフトバンクとキリンビバレッジは、きょう、共同で記者会見を行い、AIで自動販売機の売り上げなどを分析する新たなサービスを公開しました。
AIが自動販売機の売り上げ状況や商品の補充などにかかっているコストなどを分析し、商品を補充する順番やタイミング、さらには並べ方などまで自動で提案します。
共同で実施した実証実験では自販機の売り上げがおよそ5%あがったということです。
ソフトバンクは、このサービスを通じて人手不足を軽減できるほか、品切れが少なくなり、利益の引き上げるにもつながるとしています。
このシステムは10月からキリンビバレッジが設置する自動販売機に順次導入する予定で、来年の9月末までに8万台に拡大する見込みです。

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