来年に迫った大阪・関西万博。海外のパビリオンの中で、もっとも広い敷地に建設される予定の「韓国館」のテーマなど詳細が明らかになりました。
韓国貿易投資振興公社 劉正悦 社長
「韓国館は『With Hearts』をテーマに、持続可能な開発目標達成と第4次産業革命における韓国のビジョンと技術を披露する予定です」
韓国政府の担当者らはきょう、都内にある韓国大使館で大阪・関西万博に出展する「韓国館」のテーマを発表しました。
韓国館は3つの展示館で構成されていて、録音した来場者の声を生成AI(=人工知能)で加工して、暗闇の空間の中、光や音楽を用いて再現するなど、先端技術を活用した展示を行うとしています。
韓国はパビリオン建設に関する「基本計画書」を最初に提出していて、大阪・関西万博の建設計画が危ぶまれていた当初から参加の意欲を示していました。
今回、建設にかかる費用は日本円でおよそ30億円規模となる見通しですが、来年3月の完成を目指し、あす起工式を行うことにしています。

旧統一教会・韓鶴子総裁の聴取終了、疑惑を否定 前政権との癒着めぐり