パキスタンで、シャリフ元首相の娘が女性として初めて州の首相に就任しました。
パキスタンでこれまでに3度首相を務めたナワズ・シャリフ元首相の長女、マリヤム・ナワズ氏(50)は26日、東部パンジャブ州の議会で371人中220人の票を獲得し、パキスタンで初となる女性の州首相に選出されました。
就任後のスピーチでマリヤム氏は「あらゆる女性を傷つける行為は私にとっては越えてはならない一線だ」とし、女性が安全に暮らすことができる環境づくりが第一の優先課題だと主張しました。
また、マリヤム氏は「2億5000万人のパキスタン人のなかで3度首相を務めたのは父だけだ」と、父親であるシャリフ元首相を称賛しました。
今月行われた総選挙で第一党の座をめぐりシャリフ元首相の政党と激しく争った現在収監中のイムラン・カーン氏率いる政党を支持する議員らが投票をボイコットするなど、異例の事態となりました。

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