ロシアによるウクライナ侵攻から2年を迎えた24日、イギリス・ロンドンではウクライナに連帯を示す集会が行われました。
記者
「ロンドンのトラファルガー広場をウクライナの青と黄色の国旗が埋め尽くしています。集まった人々がウクライナ国歌を歌っています」
ロシアによる全面侵攻から2年となったこの日、ロンドン中心部にウクライナへの連帯を示す人々が数多く集まり、ロシアの軍事侵攻に抗議の声を上げました。
イギリスでは、これまでにウクライナからの避難民を20万人以上受け入れていて、集会では「戦争が終わり次第、国に帰りたい」と話す若い避難民の声も聞かれました。
ウクライナからの避難民
「(2年前のきょう)母に起こされ『戦争に備えなさい』と言われました。私は21世紀の現代にそんなことありえないと思っていた。いつかウクライナに帰って国の再建に携わりたいです」
こうした中、イギリス国防省は24日、ウクライナに対し新たに2億4500万ポンド、日本円にしておよそ470億円の軍事支援を行うと発表。資金はウクライナで不足している砲弾の備蓄に充てられるということです。

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