不動産不況が続く中国で、1月の新築住宅価格指数が主要70都市の8割にあたる56都市で前の月と比べて下落しました。
中国国家統計局の発表によりますと、1月の新築住宅価格指数は首都の北京のほか、南部の広州や深センなど主要70都市のうち56都市で去年12月と比べて下落しました。
新築住宅の価格指数が下落した都市は去年12月の発表と比べて6都市減少しましたが、依然として8割に達しています。また、中古住宅の価格指数は70都市中、68都市で下落しました。
不動産不況が長期化する中、中央銀行が住宅ローン金利の基準となる5年物の金利を0.25パーセント引き下げるなどテコ入れを図っていますが、回復の見通しはたっていません。

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