度重なる材料の値上がりで庶民の味方、ラーメン業界もピンチを迎えています。

麺や卵、光熱費だけでなく、こってりしたラーメンに欠かせない「背脂」が不足し、値上がっています。

一体なぜか。

日本人の国民食とも言えるラーメン。
昼、時に多くの人が詰めかける甲府市国母のラーメンチェーン「来来亭」です。

お客さん:こってりなんですけど食べやすいですよね。

ストレートの細麺を使い、スープに深いコクとうまみを与える背脂がウリですが…

来来亭 国母店 小笠原勇次店長:
これが背脂です。これが今非常に入手困難というか、数が減ってしまいまして。

1杯のラーメンに約20g以上使う背脂が、半年ほど前から不足しています。

これまでは背脂の量を無料で追加できましたが…

小笠原 店長:
背脂多めというのを消させていただいて。来来亭といえば背脂の入ったラーメンが売りでしたので、好きな方は毎回同じこだわりで注文されるんですけど、背脂多めの方だけすみませんと…

なぜ、背脂が不足しているのでしょうか…