すると家族は作るよりも冷蔵庫から出す方を選び、自然と火を使わなくなっていきました。
朝昼夜の3食分、母親・姉・父親の3人分で計9個、予備を入れて10〜11個のタッパーを用意する日々。季節を感じさせる野菜を入れ、朝だけは温かいご飯を一緒に食べることを心がけました。
地域包括支援センターとの出会い──「話すだけで救われた」
要介護認定を取る過程は、想像以上に大変でした。母親を病院に連れて行くこと自体が一苦労。
ある日、母親が「どこにでも連れてったらいいさ、腹かっさらって死んでやらー」と言ったのをチャンスと捉え、精神科へ連れて行きました。







