被告人:
「一番身近な人だったので手を出しました」
弁護人:
「被害者のお母さんに今、伝えたいことは何ですか?」
被告人:
「本当に勝手なことをして、本当にごめんなさい」
そして検察官からの質問。
検察官:
「書籍で『魂の殺人』という言葉を知ったそうですが、どういう意味だと考えていますか?」
被告人:
「一生ものの傷を背負うことです」
検察官:
「今回の逮捕をきっかけに今後はどうしますか?」
被告人:
「2度と犯罪を犯すことのないように、仕事をして被害者の家族も支援したり…」
検察側は、
・4年以上の長期に渡って100回もの極めて多数で常習的な虐待だった。
・被害者が経済的に頼っていることや立場を悪用していた。
・動画の撮影は流出などの二次被害も懸念される悪質な態様だった。
・動機は極めて自己中心的で身勝手などとして被告人に懲役12年を求刑。