対する弁護側は
・可能な限り金銭面で被害回復を行う意思がある
・自らに問題があったことを自覚し専門の治療を決意するなど更生の意欲があるなどとして寛大な判決を求めた。
2時間にも及んだ初公判。被告は「今となっては」「事件になってから」「当時は考えていなかった」と言葉を繰り返した。
逮捕されてから、性犯罪に関する書籍や再犯防止プログラムに触れるまで、自分が悪いことをしていたと思っていなかったように記者の目にはうつった。
しかし、被害にあった10代の少女は義理の父親に対し、調書でこう述べているという。
「もうされないんだなと安心できた。お父さんが帰ってきたとしても、今までされたことが蘇って気持ちがやられるから、顔も見たくないし、名前も見たくないし、話したくない」

判決は11月6日に言い渡された。
「お母さんには内緒」10代の義娘に繰り返し性的暴行 男に懲役9年の判決 【前編・後編の後編はこちら】