耕雲院 副住職 河口智賢さん:
「動物性の出汁を使わず、精進料理の特徴である昆布、しいたけ、白菜、あと隠し味に山椒を入れたスープとなっている」
なぜ、お寺でラーメンを開発しようと思ったのでしょうか。

耕雲院 副住職 河口智賢さん:
「地域の人が集う場所としての意義が(寺には)昔からあることに気づいた。ラーメンを出したらもっと来やすくなると思いラーメンを作った」
河口さんはお寺をもっと身近に感じてもらいたいと、「オンライン」の座禅体験や「子ども食堂」も定期的に開催しています。

耕雲院 副住職 河口智賢さん:
「私たちは個人的な個を主体とした社会で(生きている)。個で頑張りすぎると疲れますよね。心が折れそうになった時に‟よりどころ”、‟足を運べる”場所にしたいという想いがあります」