ふぐ刺し 普通スーパーで売っていない?

県外では非常識?『ふぐ刺し』、いますぐどうしても食べたい!と思ったら、スーパーに行きますよね。我々山口県民にとってはごくごく当たり前のことなんですが、県外出身の方は、山口県のスーパーにふぐ刺しが置いてあって驚いたという人が多いようで、今回の調査でも20人以上の方が驚いたと回答していました。

その他山口県出身で、学生時代を広島で過ごした方は、スーパーにふぐが無くて逆に不思議で、広島の友達に聞いたらスーパーにふぐがあるわけないじゃん!と驚かれたのが衝撃だったという人もいらっしゃいました。

そんなふぐ刺しでもう一つ、はじっこニュースです。ふぐ刺しの盛り付け方にも、いろいろあるんですよ。代表的なのが、こちら!

菊盛り、そして鶴盛りです。
菊の花のように見えることからそう呼ばれている「菊盛り」と、「鶴盛り」は縁起のいい鶴の姿を「フク」で描いているということでいっそうめでたい盛り付けになっています。続いて、こんな盛り付けもありました。

『牡丹盛り』です。こちら、刺身の引き方から違いまして、牡丹の花びらのように、一枚一枚平たく丸くふぐの身を引いていくんだそうです。その分、通常の引き方をした刺身よりも食感とふぐの味をよりしっかりと感じられるんだそうです。さらに、こんなかわいい盛り付けもありましたよ。

『恋盛り』見ての通り、刺身をハート型に盛り付けたもので結婚記念日や銀婚式、金婚式のお祝いですとか、バレンタインデーやホワイトデーの贈り物として注文される方がいるそうです。いずれも、料理人の技が光る盛り付けですね。

今年8月には、県内から国内最年少のふぐ処理師が誕生しましたし、今もなお「山口県と言えばふぐ!」たるゆえんがたくさん生まれています。「おいでませ ふくの国 山口へ!」と胸を張って言えそうですね。以上、山口はじっこニュースでした。