首都圏で相次いだ闇バイト強盗事件で、首謀者とみられる男らが一連の強盗事件が起きるおよそ3か月前には実行役の募集方法などを話し合っていたことがわかりました。

福地紘人容疑者（26）ら4人は、去年相次いだ闇バイト強盗事件のうち、千葉県市川市の事件で実行役らに犯行を指示した首謀者として逮捕されました。

これまでに、実行役らはSNSを通じて闇バイトに応募していたことがわかっています。

4人は去年8月下旬から10月下旬、複数回にわたってインターネット上で他人のXのアカウントを販売業者から購入し、実行役らを募集していたとみられています。

その後の捜査関係者への取材で、首謀者とみられる男らが一連の強盗事件が起きるおよそ3か月前の去年5月には、秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」でグループチャットを作り、実行役の応募方法などについて話し合っていたことが新たにわかりました。

合同捜査本部は一連の強盗事件の全容解明を進めています。