山口県立大学への付属高校の設置に向けた協議会が5月30日初めて開かれ、既存の高校を付属高校とする方向で検討することを決めました。
山口県立大学は、高校から大学まで一貫した教育を行い、県内で活躍する人材を育てようと、新たに付属高校を設置する方針です。外部の有識者や県、県立大学の関係者らでつくる協議会の会合が非公開で開かれ、付属高校の設置について委員からの賛同が得られたということです。また既存の高校を付属高校とする方向で検討することを決めました。
山口県立大学 岡正朗理事長
「外に若者が流出するこの現状を見た時、新しい手としては十分期待できるのではないか。新設の高校をつくるというのは、今の少子化の中では現実的ではないと思うし、そういう意見もあった」
協議会では今後、県内の公立高校の教育データや特色をもとに議論するほか、私立高校の意見を聞くことにしています。













