数字に含まれない「思い」とは

「ワンワン!」

防府市の犬の保護団体「まあくんハウス」です。12人のスタッフで捕獲された野犬を引き取り新しい飼い主を探す活動をしています。およそ150匹のうち9割以上が、周南市で捕獲された犬です。

まあくんハウス代表 岡本裕二さん
「ここにいる子たち、うちがなかったらこの世にいない子たちばっかりですよ」
捕獲した犬は保健所に集められ、引き取り先がない場合、1週間で県動物愛護センターに送られます。そこでも新しい飼い主が見つからなければ最終的に処分されます。
岡本さん
「捕獲されて、おりの中でおびえている姿を見たら、この子が殺処分されるんだなっていうのが受け入れられない。それならなんとか自分ができるかぎり助けてあげたいなっていう気持ち」
活動を続けるには年間2500万円近くの費用がかかるといいます。ボランティアの手伝いやクラウドファンディングによる支援もありますが、資金は足りません。半分ほどは岡本さんが営む石材会社の利益からやりくりしていて、運営はギリギリの状態です。支援してくれる人たちには感謝の気持ちでいっぱいといいます。
岡本さん
「ゼロにするっていうのは難しいですけど、減らして野犬と共生できるような社会をつくるっていうのが自分の最後の望みでしょうね。最終的にはね、うちみたいなのがなくなるほうがいいんですよね」
責任持って終生飼育を
もともとは飼育放棄などで飼い主を失い野生化した犬たちです。対策が進み数は減ったものの、経済的な視点では負担が残っています。ひとりひとりが責任を持つことが大切です。













